株式投資を始める前に証券口座を開く必要がありますが、この証券会社には総合証券とネット証券があります。
総合証券は従来からある店舗型で、対面の相談ができる証券会社です。
一方のネット証券は、投資についての全てのやり取りをオンラインで管理する証券会社で、インターネットが普及した現代では、株式投資にネット証券を利用するというのが一般的になっています。
ネット証券の最大の利点と言えるのが、時間と場所を選ばずにマイペースな取引が可能な点です。
総合証券の場合は、取引や相談のために担当者に電話したり店舗に出向いたりしなければならない上に、担当者を通さなければ取引ができません。
さらに、営業時間内に取引をしなければならないので、平日に仕事をしている会社員などにとっては大きな壁となります。
その点ネット証券ならば、土日でも夜間でも好きな時間に取引が可能ですし、担当者を通さずに売買できます。
また、インターネットの環境が整っていればスマートフォンやタブレットPCといった端末を使い、場所を選ばず取引が行えるのです。
もう一つの大きな利点として、取引手数料が安い所が挙げられます。
取引手数料の設定価格は各証券会社によって様々ですが、充実したサービスを重視している総合証券会社と比べると、格段に安いことが分かります。
ネット証券の場合は担当者も店舗も要りませんので、その分手数料を安く設定することが可能です。
このようにネット証券は、インターネットの普及という時代の流れに乗り、多くの投資家から人気を得ています。