宝くじのCMと言えば、有名人を起用した一風変わったものが特徴で、ジャンボくじのコマーシャルの変遷を見ると、タレントの所ジョージが空に浮かぶ巨大なくす玉を割るものや、俳優の西田敏行が戦国武将の扮装をするもの等がありました。
特に人気があったのは、アイドルグループSMAPの出演するCMです。
過去には、ロト6で中居正広も出ていて、現在は木村拓哉がジャンボ宝くじに出演中で、香取慎吾がロト6とミニロトに出演中となっています。
こういった有名で誰にでも好かれる様な人を採用して、幅広い年齢層に訴えています。
力を入れているのは出演陣だけではありません。
強く印象に残る内容、例えばストーリーや歌、キャラクター設定等にも力を入れています。
2013年の年末ジャンボでは、俳優の渡哲也、タレントの檀蜜・クリス松村と共に木村拓哉が出演して話題になりました。
4人の精巧なパペット人形が、歌ったり踊ったりするストーリーです。
パペットはアメリカで製作され、現地のスタッフが操作し、壇蜜と木村拓哉のパペットの髪は、二人を担当するヘアメークさんがセットしているなど、細部にこだわった事もあり似ていると話題になりました。
他に、ロト7のCMには俳優の柳葉敏郎と妻夫木聡が出ているシリーズが話題で、内容は、いつも格好良い上司が、ロト7を知っているか聞く部下に格好良く「お前の夢は、金で買えるのか」と言いますが、その後、部下は町で偶然ロト7を買う上司を見つけてしまうというストーリーです。
どちらも俳優のギャップを上手く利用して、笑いが起こる仕掛けとなっています。