人気の高い投資信託を探すときの最大の指標としては、純資産総額の多さが挙げられます。
その中でも特に資産総額の多さの上位にランキングされている投資信託には、いくつかの共通点があります。
その最大の共通点としては、毎月分配型であるということや、分配金の金額が大きいと言うことが挙げられます。
もちろん例外のファンドもありますが、特に個人投資家は毎月の分配金を求めており、それも出来るだけ大きな金額を求めていることがよくわかります。
そこで、資産総額の多い大型ファンドの中心は、高金利通貨の債券を中心に運用されたファンドで、その中には豪ドルやブラジルレアルのような通貨で運用されている商品が数多く存在します。
また、不動産を投資対象とするリート系のファンドも、家賃収入と値上がり益が期待できるために人気があり、実際に高い分配金を出している点が最大の魅力でもあります。
しかし、資産総額の大きさではなくて資産総額の増加金額の大きさで比較することで、最新の人気ファンドのトレンドを知ることも出来ます。
その中でも特に最近注目を集めているのが、新興国の配当利回りの高い株式を組み込んだファンドで、インカム収入と値上がり益が期待できるために人気が急上昇中です。
実際に新興国株式の割安さが目立っていることから、投資のチャンスと考える個人投資家も増えています。
更に利回り追求型のファンドとしては、低格付けのハイイールド債を投資対象とするファンドにも資金が流入しています。