高額な宝くじが当たったら貰える小冊子とは

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宝くじで1,000万円以上が当たった当選者に、無料で配られている小冊子があります。
タイトルは「その日から読む本」で、「突然の幸福に戸惑わないために」という副題も付いています。
みずほ銀行で当選金を換金した際に手渡され、行員ですら中身を簡単には閲覧出来ず、希望者に配布されるものではなく非売品です。

全国自治宝くじの発行元である日本全国の都道府県と指定都市が発行しており、高額当選で有名なカナダやアメリカで以前から配られているものを参考にして作成されたと言われています。

小冊子を作るきっかけは、1等当選金額が億単位へ高額化した事で、突然大金を手に入れてしまった為に浪費してしまうケースや、大きなトラブルに巻き込まれる人が増えた事が理由の一つで、心の持ち方や上手な当選金の使い道を説明するハンドブックの必要性が求められ、弁護士や臨床心理士といった専門家の意見を参考にして2001年から配布が開始されました。

主に掲載されている内容として、高額当選をした場合のアドバイスが当選金を受け取る事から順番に書かれています。
当選金の使い道の具体例として、ローンや借金の返済を最優先にする事や、当選を知らせる人をリストアップするなど興味深い内容になっています。

とにかく落ち着いて行動する事の大切さと、仕事は辞めずに続けるようにするなど、更には資産運用や贈与税といった専門的な内容まで掲載されているので、高額な宝くじが当たった時にも、この小冊子1冊あれば安心して過ごせるでしょう。

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