宝くじ売り場経営の参入と出店後の厳しさ

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自分も宝くじ売り場経営をしたいという方が、宝くじファンや副業として何か良いビジネスが無いかと考えている人の中には居るようですが、この実情は結構厳しいもののようです。
まず、一般の個人や会社などが宝くじを販売する事は禁止されており、宝くじの販売元である自治体から実際の販売を任せられているみずほ銀行から販売を委託されなければなりません。

この新規出店に関するハードルがまず高く、担保となるお金が必要なのはもちろん、競合店の有無などの審査に加え、集客力などのみずほ銀行に調査を通過して、自治体に許可を得ることによりようやく出店することが出来ます。

しかしながら、この調査は厳しく、集客が見込めるところには既に競合店があることも多いので、なかなか新規参入は難しいものがあります。

更に、仮に出店が出来たとしても様々な壁があり、出店する為の設備への初期投資に加え、当選確認用の端末と、ロトやナンバーズを発券する端末の2台をレンタルするのには月に12万円必要とされています。

それに対して、宝くじの売りさばき料に関しては100円くじが9%、200円くじが8%、300円くじが6%となっているので、ロトやナンバーズで考えると1口16円です。

そうなると、レンタルしている端末代を月々払うだけでもかなりの売上が必要となります。

このように、宝くじ売り場経営に関しては、参入の厳しさに加えて出店してからの厳しさもあるので、十分な運転資金が無いと難しいというのが現状です。

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