三菱電機株に見る、総合電機会社の強み

ここ最近、大手電機メーカーの苦戦がニュースを賑わせています。
液晶テレビの販売不振やパネル価格の下落、海外メーカーの台頭など、様々な要因が挙げられていますが、メーカーによってその傾向はかなり異なっているようです。

株価の動向で見てみると、苦戦の度合いがより大きいのは、テレビなどの映像関連を主体に扱っている、いわゆる黒物メーカーです。
2011年の地上デジタル放送完全移行や家電エコポイント需要という大イベントがありましたから、その反動があるのはある程度予想できたことでしょう。

しかし、予想以上にその影響が大きかったというのが企業側の分析です。
そのような中で、テレビを扱っていながらも、その販売不振の影響を最小限に食い止めているメーカーがあります。

そのひとつとして挙げられるのは、三菱電機です。
三菱電機は液晶テレビも販売していますが、売り上げに占める割合はさほど大きくありません。

むしろ、冷蔵庫やエアコンといった、いわゆる白物家電で稼ぐ部分が大きい会社なのです。
さらに三菱電機は、家電部門だけにとどまらず、鉄道やエレベーターといった分野にも参入していますので、多岐に渡って稼ぎ頭を持つ強みもあります。

薄型テレビブームの頃はあまり目立たない存在ではありましたが、今となってはそれが良かったようです。
このように、様々な分野で活躍し、リスク分散が出来ている総合電機メーカーが、今の苦境を乗り切ることのできる体力を持っていると言えます。

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カテゴリー:株投資

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