有価証券報告書から分かる野村証券の業績

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野村証券は、2001年に設立された野村フォールディングス株式会社傘下の証券会社で、野村グループ中心の業務である証券業務を担う中核的存在となっています。
個人投資家をはじめ、様々な企業に資産運用や形成、資金調達等のサービスを行なっており、それぞれの方のニーズに合わせた商品の紹介や提案を行なっています。

業務内容や業績等の企業情報がつぶさに分かる有価証券報告書を見てみますと、様々な事が分かってきます。
有価証券報告書とは事業年度毎に報告する開示資料で、企業内容を外部へ開示することを目的として作成されます。

金融商品取引法で規定されており、事業年度終了後3カ月以内に金融庁への提出が義務付けられている為、野村証券も例外ではなく半期ごとに報告されています。

直近3年間の動向を見ると、営業収益と経常利益等は右肩上がりに上昇しており、2014年3月期の純資産額は1兆円を突破し、総資産額も12兆円と他の証券会社と比べても群を抜いています。

1株当たりの配当額も、2013年3月期と比較すると2倍以上の額に跳ね上がっています。

その理由としては、アベノミクスによる大胆な金融政策や財政政策、日本銀行によって行われた金融緩和等によってもたらされた円安や株価上昇の結果とされています。

若年層社員を対象に給与水準の引き上げや地域限定総合職社員に対する勤務地変更制度の導入など人材確保にも力を入れて様々な戦略を掲げており、一層の業績アップが期待されます。

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