通貨選択型投資信託には3つの収益源があります

通貨選択型投資信託とは、投資対象として高利回りが期待出来るブラジル等の新興国国債や米国の高利回りの社債などに投資しますが、より高金利とされるブラジルやオーストラリアドルなどから、リスクの少ない通貨までを選択してこの通貨で投資します。
このようにする事で、この投資対象の国債や社債などの値上がりによる収益や、選択した通貨の短期金利と投資対象の資産の通貨との短期金利の金利差によって得られる収益が為替ヘッジプレミアムです。

もう一つ選択した通貨を円に戻すときに、選択した通貨の対円レートが円安になった場合には為替差益が得られるということになります。

そうした3つの収益の機会があるのが通貨選択型投資信託で、例えば、ドル建てのブラジル国債に投資する場合には円から米ドルに交換して投資することになり、ここでは円ドルの為替変動リスクを受けます。

そこで、債券に投資した米ドルをブラジルレアルに交換すると、この両通貨の短期金利差によって為替ヘッジプレミアムが発生するのです。

そして、最終的にはこのブラジルレアルを日本円に交換するので、その時に円安であれば差益が得られるということになります。

逆に、こういった3つの収益源はリスクにも成り得るのが特徴で、投資対象が高金利であるほどリスクも高いとも言えますし、為替ヘッジプレミアムも円高になれば為替ヘッジコストというマイナスになります。

また、為替変動リスクもはらんでいる為、複雑な通貨選択型投資信託の特徴をしっかり理解して投資することが大切です。

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カテゴリー:投資信託

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