海外の投資ファンドが日本円に逃げてくる

現在の円相場を見てみると少し奇妙です。
日本国内を見てみると決して円が強い状況には思えないにもかかわらず、円高はどんどん進んでいきます。
その理由は海外のファンドにあります。

海外のヘッジファンドは世界経済の悪化を懸念して、比較的安全な通貨を探し始め、その結果、矛先が向けられたのはスイスフランと日本円です。

投資先というよりも、マネーの避難先としてドルやユーロから日本円やスイスフランへと流れ込んできます。
その結果円高は進み、結果として国内外の個人投資家がやはり円買いを進めますが、これはマネー資本主義の特性ともいえるもので、改善策を模索することは困難を極めます。

日本政府はこれに対抗するために、為替の政府介入を繰り返し行い、これがいわゆる日銀砲です。
しかし、これすらも投資家を喜ばせる要因になり、日銀砲で一瞬の円安を実現できたとしても、これをいい機会にとまたファンドの円買いが始まり、これに個人のマネーもついて行き、また新たな円高の流れを作り出します。

どのようにすればこのようなマネーの動きを止めることが可能なのでしょうか。
それは政府による金融規制しかありません。

自由経済を損なわない形での適切なルール作りが現在の先進国全てが抱える課題と言え、適切な形で、合法的にマネーの強烈な力を弱めることができなければ、少数のお金持ちと大多数の貧乏人の構図は広がるばかりです。
世界の先進国、またブリックスのような新興国も含めて様々な角度から議論がなされる必要があります。

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カテゴリー:投資ファンド

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